2014年02月 読書記録

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3479ページ
ナイス数:141ナイス

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)感想
人類の進化が、なぜ今日のような過程を経たのか。膨大な文献と著者の深い洞察力で解き明かされる!病原菌にまつわる考察が面白かった。地球上から何らかの原因で人類が消滅したとして条件が同じであれば、やはり結果は同じになるのだろうか。などと妄想してしまう。
読了日:2月28日 著者:ジャレド・ダイアモンド
叱り方ハンドブック (シカリカタハンドブック)叱り方ハンドブック (シカリカタハンドブック)感想
同じ著者の「あたりまえだけどなかなかできない叱り方のルール」と内容はほぼ同じだった。違うのは具体的な会話例があるところ。鉄板な部分(感情的にならない、事実を指摘など)わかるけど、実際に本の通りにはできなさそう。個人的には回りくどくてストレスがたまりそうだ。。
読了日:2月26日 著者:齋藤直美
ネクロポリス 下 (朝日文庫)ネクロポリス 下 (朝日文庫)感想
謎解きの見せ場の一つだったケント叔父さんの登場に残念ながら驚かなかった。テリーとジミーの再登場のあたりでググッと引き込まれて、最後はどうなるのかと思ったら意外とサラっと終わった気がする。全体にもう少し短めで一冊くらいにまとまってるとよかったんじゃなかろうか・・と思ったり。
読了日:2月25日 著者:恩田陸
ネクロポリス 上 (朝日文庫)ネクロポリス 上 (朝日文庫)感想
本の世界感になかなか入り込めず、半分読むのにかなり時間がかかった。殺人事件のあたりから最後までは楽しんで読むことができた。ファンタジーなのかミステリなのか、つかみどころのない読後感。はてさて誰が犯人なのか下巻に進みます。
読了日:2月22日 著者:恩田陸
死刑でいいです: 孤立が生んだ二つの殺人 (新潮文庫)死刑でいいです: 孤立が生んだ二つの殺人 (新潮文庫)感想
タイトルが気になって手に取った。ジャケ買いならぬ、タイトル買いか。アスペルガー症候群発達障害ADHDなどの知識が無い状態で読んだので、理解が深まった。見た目でわからない病気・障害というのは、人に気付いてもらえないので、わかってもらえないのは辛いね。いろいろ勉強になりました。
読了日:2月12日 著者:池谷孝司
アクロイド殺害事件 (創元推理文庫)アクロイド殺害事件 (創元推理文庫)感想
世界推理小説中、5本の指に数えられる古典的名作!とのあおり文句に期待しながら読んだ。一番怪しくなさそうなレイモンドが犯人じゃないかと予想したけど全く違ってた(笑)しかし、ポアロが犯人に残した最後の逃げ道が自殺とは、、これって「犯人はヤス」の元ネタなんだろうか。
読了日:2月9日 著者:アガサ・クリスティ
パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫)パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫)感想
映画のサウンドオブミュージックを思い出した。(戦争で子供を連れて逃げるあたり)主人公ハワードが子供たちと戦火の中、フランスからイギリスに向けて旅をする話。自分の面倒を見るだけでも大変なのに、徐々に増えていく 子供たち。ハワードは優しいね。戦争で子供と離れ離れになる親の気持ちはいかばかりかと思わされる。
読了日:2月4日 著者:ネビル・シュート
困ってるひと困ってるひと感想
難病になり、国の力に頼らなければ生きていけない状態というのが、 どれほど大変なのかっていうことを、普段の生活の中で気にしていないことに気付かされた。 読み進める間に、思わず声を出して笑ってしまう場面やうるっと来る場面がいくつもあり、特に検査(生検)の描写では寒気がするほど。 重い内容だけど、生きていこうというポジティブな気持ちに救われる思いがした。
読了日:2月3日 著者:大野更紗
トヨタの口ぐせ (中経の文庫)トヨタの口ぐせ (中経の文庫)感想
以前読んだトヨタ本と共通する部分が多いような。。 と読みながら思い出した。すっかり内容を忘れてました! 読んだ直後は「なるほど」と感心した記憶があったような気も するんですけどね。 今度こそ、整理・整頓から初めてみようかと思います。
読了日:2月1日 著者:OJTソリューションズ
「教える技術」の鍛え方―人も自分も成長できる「教える技術」の鍛え方―人も自分も成長できる感想
かたいタイトル?とは裏腹に、内容は非常にわかりやすかった。 章ごとに復習テストや練習問題があり、理解度をチェックできるなど、 実際に講義を受けているような構成になっている。 大人数に何かを教えるようなことはないものの、少数に仕事を教える 場面などで、すぐに使えそうな考え方/技術が解説されていたので、 さっそく試してみたいと思う。
読了日:2月1日 著者:樋口裕一

読書メーター