2015年05月 読書記録

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2239ページ
ナイス数:93ナイス

交渉術 (文春文庫)交渉術 (文春文庫)
読了日:5月31日 著者:佐藤優
そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)感想
1冊前に読んだ「死神の精度」吹雪に死神の章の元ネタ(オマージュ?)。確か電子書籍積読だったような。というわけでサクッと読了。昔読んでいたかもしれず。ラストがちよっと犯人に都合がよすぎる気もしたけれど完全犯罪ものの古典として面白かった。
読了日:5月25日 著者:アガサ・クリスティ
死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)感想
他と違いしっかり自分の担当を調査する仕事熱心な死神のお話。とはいえ結局ほとんど「死」なわけだが。各章ごとに話が独立していてどの章からでも読める。と思ったら最後うまいこと話がつながっていた。物事にあまり執着せず淡々とした性格でミュージック好きな死神はどこかユーモラスで憎めない。続編があったら読んでみたい。
読了日:5月22日 著者:伊坂幸太郎
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)感想
いやー途中まで動物だけじゃなく人間まで凄惨に殺されるんじゃないかと、ハラハラして読んでました。著者はブータンに何か思い入れがあるのだろうか。
読了日:5月18日 著者:伊坂幸太郎
家族八景 (新潮文庫)家族八景 (新潮文庫)感想
人の心が読める能力って実際に持っていたらあんまりうれしくないかなあと思わされる。八つの話の内、紅蓮菩薩と亡母渇仰はなかなかキツイ話だった。主人公の七瀬もちゃっかり夫婦の浮気をあおったり、精神を崩壊させたりエグイことしますなあ。後、昔の本の割には古さを感じなかった。続編もあるようなので、いつか読んでみたい。
読了日:5月10日 著者:筒井康隆
シブミ〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)シブミ〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)感想
暗殺者ヘルの活躍を期待していたが、すでに引退していた。恩義のある友人の娘の依頼により表舞台に引っ張り出される。組織の力を使って追い込みをかけてくるダイアモンド。一番の友人も殺され、愛人の生死も不明、さすがのヘルもこれで終わりなのか!!と最後まで楽しめました。復讐は思ったよりあっさり目だったな〜
読了日:5月1日 著者:トレヴェニアン

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